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    公立中高一貫校の未来は

    • 2012.02.15 Wednesday
    • 06:21
    中学受験は終了しましたが、公立中高一貫校の人気は相変わらずですね。その傾向も首都圏のみならず全国的に広がりをみせていますし、どこを見ても教育内容・設備その他絶賛する記事ばかりで、本来中学受験を考えていなかった層にまでそのすそ野を広げていったという点では、受験産業に多大な貢献をしてくれたと言えます。

    東京の場合にははじめて開校されたのが2005年。以来今まで10校が開校されたのですが、まだ卒業生の進学実績が出ていないにもかかわらず、へそ曲がりの私にはちょっと過熱気味かなとも思うのであります。

    東大合格者数NO.1の開成中でも、中学受験で毎年約300人が入学し、高校入学者を含め約400人ほどの卒業生の中で東大や国公立大学医学部などに進学できる学生は半分程度です。(もちろん浪人生を含めてですが)

    そうなると、公立中高一貫校はどの程度合格実績を伸ばせるかはかなり興味深いことだと思うのです。開成中学に行ってもドロップアウトする生徒ももちろんいるわけですし、6年後の保証はどこにもありません。東京ですと約1400人の募集人員があり、それらの中には高校募集を停止するところと停止しないところがあります。

    個人的な意見を言わせてもらえば、大学受験の実績を出したいのであれば高校からの受け入れをすべきなのです。受験という経験の中で生まれた知識の集約力は次の受験までの期間が短ければ短いほど維持できるからです。

    東京では高校入試改革ということで進学指導重点校という制度が導入されました。それによって日比谷高校など大きく東大合格者を増やし、公立復活を印象付けたのですが、なかにはほとんど効果もなく、それどころか下降線をたどっているのではないかと思われるようなところも生まれてきました。

    全ての中高一貫校で大学受験が始まるのはまだ先です。こういってはナンですが、それまでが受験産業にとっての「賞味期限」なのです。

    私自身が前職で見てきた中では、公立中高一貫校に合格する生徒はホントに頭がいい子が多かったという印象があります。ただ、こういう子はある意味で早熟ともいえますので、こういう子を集めても6年という時間の中ではどうしようもなくなる子も出てくるのはやむを得ないでしょう。

    そうした中で進学実績、特に国公立大学の進学実績を出していかなければ、人気を維持するため更なる手を考えないといけない学校も出てくるでしょう。いい生徒を集めるには「バブル」が必要なのです。


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    中学入試に落ちた子供のケア

    • 2012.02.04 Saturday
    • 00:33
    中学受験では落ちた子供のケアをしっかりしないと12歳にして廃人になってしまう怖れがあります。廃人というのは言い過ぎかもしれませんが、高校受験で捲土重来を果たせる子とそうでない子の差もそんなところにあるのかもしれません。

    やってはいけないことはこんなことです。

    ・がっかりした顔を見せることやため息をつくこと
    ・腫れ物にさわるように接すること
    ・急にものわかりがよくなって欲しいものがあるかを聞いたりすること
    ・子どもの前で(自宅で電話で大声で話すのも)第2志望や公立に進学することを必死に正当化すること
    ・塾など他人のせいにすることで失敗を失敗であると素直に認めないこと

    最後のあたりは塾側の自己弁護に聞こえるかもしれないのですが、いくら過去問や模試ができても本番ができなけりゃドモならんわけですから、そこはいくら小学生でも自己責任をしっかりさせるべきです。もちろん、塾側は落ちた生徒の保護者にはお詫びいたしますが(そのうえで中学生になっても塾に来るように営業しろと経営陣から言われます)、私自身、ここまでやっても合格できないのかと思ったことは何度もあり、責任を負えと言われても指導に手を抜いたことはないのに責められるのはたまらんというのがホンネではないでしょうか。

    親も、試験というのは不合格のリスクを負うにもかかわらず、全く念頭から抜けている方は数多くいて、現実に直面してパニックに陥るのです。(このあたりは、親の人間性そのものを見ることができ、ひいては子供の将来の器まで知る契機になるので興味深いところではあります)ここでうまく扱える親は

    いつもどおり

    にされていることが多いようです。つまり運動会の徒競走での順位がどうだったと同じ程度の対応なのです。「残念だったけど次いくか!」なんて明るく言われると、子供も立ち直りが早いですね。

    そりゃ、そんなに冷静に対応する心の中は悔しさとか怨念とか渦巻いているはずなんですが、それを表に出さず、他人にも悟られない…そんなすごさが子供を一段と大きく成長させていくのです。

    つまり、子供が不合格になると、その対応のしかたで親の人間性も値踏みされるということを忘れないでほしいですね。

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    中学受験開始

    • 2012.02.01 Wednesday
    • 09:10
    東京では今日から本格的な中学受験が始まりました。

    私は中学受験が専門ではありませんが、同じ教室の生徒の入試応援に行ったり、自身、長男に中学受験をさせた経験がありますので、その独特な雰囲気は当事者としても感じ取ってきました。

    たぶん、一番張りつめているのは母親ではないでしょうか。長男は1日の試験が不合格だったのですが、その結果発表の日は家に帰ると家の空気が普段とまったく違っていました。人生がかかっているという度合いでは高校入試や大学入試の比にはなりませんが、次男の高校入試でも2人の大学入試でも、家の中がこんな雰囲気になるなんてことはありませんでした。

    それだけ親の思い入れが激しいのです。中学受験でこれほどなので、いわゆる「お受験」ではもっとひどい状態になるのです。「お受験」時期になると、電車の中で夫婦で正装して子供を連れている姿を時折見かけます。(あまり多くないのは、高額所得者が多いせいか電車にあまり乗らないのかも)一見和やかな雰囲気を醸し出していますが、母親の顔は結構「逝って」います

    一方、いわゆる「お受験」専用塾がある駅から乗ってきた母娘では、母親が教材プリントを出しながら子供に「どうしてできないの」と厳しくしかりつけている姿を目撃したこともあります。

    こういう方々は、合格すればいいのですが、不合格だと思いっきり子供を責めるか自分を責めるかの両極端になりがちです。特に「お受験」では親も面接するところが多く、また未確認情報が飛び交っているため必要以上に自分を責める方が多いようです。

    ですから、落ちた子供より母親のケアをすることも大切なのですが、このあたりをネグってしまっている受験関係者が多いのは残念ですね。

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    塾・予備校が知られたくない情報(1)

    • 2011.10.26 Wednesday
    • 09:53

    この情報氾濫時代になっても情報量がウチの命ですみたいなことを言う塾がまだあるようですが、受験データというのはすべてを保護者生徒に公開しているわけではないことはよく知っておきましょう。

    じつはこの「情報」を大きく使えるところが中学受験でいわゆる「ガリバー」と言われているところです。だからといって最難関校の受験者数も難易度もそう大きく変わらないので、そのあたりの情報なんか目の色変えて集めてもムダということになります。

    一番影響が大きいのが東京ですと2月2日、3日といった「止め」に受ける学校です。最大級の生徒数を抱えるところが「今年の2日目はT中学で行こう」という方針を決めれば、中小塾で昨年まである程度の生徒が受ければ受かったT中学が今年は10人受けて1人しか受からないなんてことになって教室がパニックになったりします。

    こうした事情は絶対に表にでてきません。マスコミに対してコメントする受験評論家なんか「今年は少人数教育の効果を保護者から評価され始めたT中学が人気を集めた」みたいなトンチンカンなこと言っています。そんなことは開校以来やっていることで、テレビで特集されたわけでもないのにナニを今さらって思うのですね。だいたい少人数ってコストパフォーマンスが悪いのですから、授業料も高いですよとか、教材費だなんだと入学後相当なカネかかりますよとか、センセイの給料が安いので長く勤める先生がいないとか、そういう情報も流さないとフェアじゃないですよね。

    T中学関係者にしたら「してやったり」なのですが、塾でそういう受験指導をしてもらうためにはそれ相応の「対策費」が必要になるわけです。今はやっているかわかりませんが、こんな話も聞きました。特定の塾だけを対象とした説明会をひらき(出席者は室長が多い)酒食の饗応はもちろん、お車代・最高級和牛のお土産を出したそうです。その塾では室長がすべての受験指導をするので、翌年は応募者が2.5倍にもなりました。200万円ほどの宣伝広告費は増えた受験料収入ですべて回収できましたと。

    この手で、かつて一気に人気校に駆け上がった中学校もあります(大っぴらには言えませんが)昔を知っている人が「なんで、こんな学校が」というと、こういう仕組みがあったわけです。当然そういう情報を事前に察知している受験評論家はいますが、公表しません。そりゃそうですよ、自分のところで会員に有料提供して儲けているわけですからね。当然ここにも鼻薬が効いている場合がありますから、事実は言えませんよね。先に述べたように「今年は人気を集めている」なんて愚にもつかない理由を言っているわけです。

    だから中小の塾は、そういうところの模試の志願者数推移に目を凝らしているわけです。上記のようなことは、おカネがあるところでしたら毎年のようにやりますが、だいたい単年度限りですので、意外な穴場を見つけたりできるのです。このあたりの優れた情報分析力をもった先生が中学受験の指導をしてくれると親も子もひどい目に会わなくてすみます。

    また、そんなに多くの中学が毎年対象になるわけではありません。塾にさえ見捨てられているところさえありますからね。偏差値でいえば50前後から55の学校で試験日が複数ある中学が要注意です。

    高校受験・大学受験になると、さすがにこれだけの情報操作ができるところはありませんが、言いたくないのは各学校の受験者数。結局、最終合格数だけが(複数合格でも、のべ数で)実績として扱われますから、合格率がいくら悪いかということは言えません。もちろん、内部資料ではきちんとした数字がありますが、これもごく一部の幹部だけが見ている(こいつら授業を持っていないクセに偉そうなこと言ってくる)だけです。

    もっとも、教室単位では室長が把握していますから訊いてみるといいでしょう。すぐ答が返ってくるような塾だったら少しは安心かもしれません。くれぐれも過去3年間分なんていう妙なことを聞かないようにしてくださいね。2名より10名のほうが多く見えるといったって、正直にださないところは、入学後も子供の成績状態を正直に話してくれませんよ。


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    中学受験が子供の一生を決めるってホント?

    • 2011.10.24 Monday
    • 10:29


    この時期になると、公立<私立という記事がテレビ・雑誌等マスコミで数多く出てきます。これは、時期的に学校側の入学説明会や学園祭といった絶好の営業機会に側面支援するような形でだされるわけでして、その見返りは当然広告掲載であります。

    こういう記事の記事下やすぐ次のページにはさまざまな私立中学校の広告が掲載されていますよね。中には首都圏人気中学校案内なんて見出しをつけています。記事もだいたいは例によって公立叩き、私立持ち上げなのですが、○○校では、入学時から偏差値を20もあげる生徒が多いので「お買い得」校ですみたいな記事もあります。

    このあたりは、全く噴飯ものでして、入学時の偏差値は四谷大塚や日能研など大手進学塾の偏差値を使いますが、大学受験では三大予備校のどこかの偏差値を使っています(そのソースすらはっきりしない)。そこで考えましょう。中学受験向きの勉強をしてきた生徒だけを母集団とした模試偏差値と、それと全く関係ない生徒が圧倒的多数の大学受験の模試偏差値と比較することが意味あることですか、ということです。

    その手法はビタミンAはピーマンの○倍、ビタミンCはホウレンソウの△倍といったような宣伝をする健康食品と同じで、分母になる数字を変えて数が大きくなるようにする手法とかわりありません。

    ですから、いまだに生徒数の質も母集団が違うのに合格者数が同レベルの公立の○倍なんていう妙な論理がまかり通り、それを信じる親に対して子供の一生が決まるがごとく煽るのが当たり前になっているのです。

    私立中高には学内で問題があっても教育委員会はじめ公的機関に報告する義務もありません。だから多少のことでは事件が表にでることは無いのです。当然いじめもあれば万引きもあります。面倒見の良さを宣伝し、落ちこぼれはありませんと言いながらも成績が悪いと平気で高校進学を断わる学校もあります。

    公立は宣伝する場が無いですし、確かに説明担当者も下手くそでやる気があるのかないのかわからん先生が多いのですが、すべてダメなんていう乱暴な議論は成立しません。中学受験するのであれば、ナンでもいいから私立なんていう妙なことを考えず「自分の眼鏡にかなったところでなければ行かない」という選択肢も必要なのではないでしょうか。

    もちろん、マスコミにでる「大本営発表」ではなく、ありとあらゆる情報を集めて判断することも必要です。私の知っている保護者の方は1週間にわたって目当ての学校の生徒の登下校の様子を観察したり、生徒が集まる時間帯のマックに行って生徒同士の話を聞いたりして「実態」を肌で感じてきた方もいました。これはさすがに行きすぎかもしれませんが、変な雑誌を読んで洗脳されるよりこちらの方が何倍もマシですね。

    結局、私立に騙されたら長く悔いを残すという意味では「一生を決める」かもしれません。その意味ではシニカルな表現でもあります。


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    夏の勉強で後悔しないために(中学受験編)

    • 2011.07.28 Thursday
    • 13:11

    今日は少し中学入試に関してお話ししておきましょうか。中学入試の特徴として、親が同じ受験をした経験者が高校入試・大学入試に比べ、少ないのに対し、自分の経験値だけからさまざまな物事を判断する方が多いということです。

    これ自体、指導する側からみると営業面ではメリット、指導面ではデメリットになります。つまり、自分もお金をかけてもらい、それが子供への愛情表現の形であるという認識を持っていますし、まして「お受験」失敗組の両親は、今度は失敗したくないという恐怖心から、ほとんど言い値で授業を受けてもらえます。

    それに対して、自分の経験値にこだわられると、進路指導や学習指導で余計な口を差しはさんでくることがあり困ることがあります。親も同じ塾の出身でむかしはこうだったなんていうのが一番厄介なのですが、ん十年も経てば入試傾向も指導方法も変わってきますし、むしろ、昔と同じだったら困るのです。

    その一方で、妙に自分の子供が目指す学校の入試問題に詳しくて(そんなことやっているヒマがあったら、子供の弁当ぐらい作れよ!)評論家のごとくなっている方もいます。なかには黙って個別塾に入れて、自分が判断した傾向問題をやるように依頼したり(傾向がいきなり変わると役に立ちませんが、そもそも個別の素人学生教師には中学受験未経験者が多いですから、説明がきちんとできるかさえ危ないです。線分図・面積図を知らないなんていうのは当たり前にいます)勝手なことをやって自分の子の足を引っ張っているとしか思えないような親もいるわけです。

    塾の授業方針(予習中心か復習中心か、親子参加型か丸抱え型か)にもよりけりですが、小5以上は子供の思うようにさせてみたらいかがでしょうか。親の期待は口にしなくても子供は相当プレッシャーに感じています。(塾内で問題を起こした生徒に話を聞いたときに、小学生が涙ながらに語ってくれた姿はまだ目に焼きついています)

    親はカネを出しても口出すな

    これができないようなら、受験はやめたほうがいいですよ。口を出してくる親の心根に共通するのは、ほとんどが「自分がなしえなかった夢を子供に実現してほしい」という私から言わせれば、妙に卑しい感情です。

    子供は自分以上にはならない

    ということを知っておけば、気が楽になると思うのですがね。

    まとめますと、中学受験では親がするのは健康管理だけ。無謀な量の宿題・親が手伝うことや家庭教師がつくことが前提の宿題なんて出すところはホントにロクなところではありませんから、さっさとやめましょう。

    そして、もっと大切なことがひとつ。この夏期講習を受けて受験するしないをもう一度、親子で話会ってください。私立人気なんていうのは、所詮つくられたモノですし、よーくみれば6年間お金を払って投資に見合う結果を出せているところはごくわずかであるということもわかります。受験をやめるという判断もアリだということも知っておいてほしいと思うのです。



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    「合格力」「学力伸長力」にモノ申す

    • 2011.06.25 Saturday
    • 00:29

    この時期ですから、いろいろな雑誌に私立中学のパブ記事が特集されます。その中には「合格力」とか「成績を伸ばす学校」なんて言葉がちりばめられ、保護者からみると、このまま公立にいせたら「乗り遅れる」と思う方も数多くいるのではないでしょうか。
    こういう記事を書くには、どんな大手出版でも扱うにはそれなりの理由があるのですが(それはここで大っぴらにできません)、数字というものは決まった結論を出すためにも存在できますので、その仕組みを少しお話しておきましょう。

    まずは「合格力」によくつかわれるのがMARCH以上の大学への現役合格率ですが、記事を見ているとこの程度で自慢していることに失笑を禁じえないことがあります。どこかでもお話ししましたが、MARCHレベルの大学は公立の学区4番手(中には最下位校にまで)指定校推薦を出しているのが現状です。一般受験の枠を狭めることで合格偏差値を維持していると言われますが、もはや公立高校の学区3番手から4番手まで普通に勉強していれば合格できるのです。

    これだけ地崩れ的に易しくなっていると、浪人する生徒自体がいないんです。それは、これらの大学では80%から90%が現役で入学している事実を見れば一目瞭然でしょう。ですから、現役合格率なんて放っておいても80%以上あるのが普通なのです。かつては3浪なんていうのが当たり前にいた医学部でさえ、現役合格者の割合がはるかに大きいのですから、合格しているのが当たり前なのです。親の世代とのギャップを上手く利用した宣伝に騙されてはいけません。

    しかも、卒業生数とMARCH合格者数を対比させてこれだけ受かっているって…やっていることがどこかの塾の早慶合格者数の自慢と変わりありません。ひとりで複数合格すれば率はよくなるわけで、さらに受験校を増やせば実績が上がるというわけです。少し前ですが、センター方式合格者数を増やすため、高校が受験料を出して成績優秀者にセンター方式出願を20校以上出させた事件がありました。
    似たようなことをまだやっているところはあるのではないでしょうか。合格実績さえあれば、アホな保護者はそれにつられてやってくる、と考えているみたいです。それにつられる程度の保護者の子弟ならば、学校のためにならないと思うのですけどね。

    あと、成績伸長力ということを自慢しているところがあります。中学受験の時の偏差値と、卒業生が多く進学した大学の偏差値や予備校の模試(どこかをはっきり出さないところがミソなのですが)の学年成績と比較して、これだけ伸びていますとか…
    私は見ていて正気でこんなこと学校関係者が言っているとすれば、はたで見ていてイタいというより悪質極まりないと断言できます。そもそも、中学受験の模試と大学受験の模試の母集団が違うので、それぞれで行われた試験を比較すること自体、統計の意味を知らないもしくは曲解した仕業です。

    本当に成績の伸びを実証したいのならば、同じ模試を続けて受験させてその結果を時系列で出して公表すべきでしょう。団体受験ならば、全国平均ばかりでなく、団体平均や団体偏差値をだしてくれますから、そこまで公表しているのなら信じてもいいですが、残念ながらそんな学校ありませんよね。

    これから踏ん張って早慶上智や国公立の合格実績を出そうというなら、申し訳ないけど「地頭のいい」生徒を集めなければ無理なんです。中学受験で偏差値50前後もしくはそれ以下の学校が無理に背伸びをしようとすればするほど、入学者の意欲と現実とのギャップに保護者からの失望の声が上がることは確かなのですから、もっと現実的な意味での学校のよさを出してもいいのではないでしょうか。私学のよさは一本筋の通った教育理念にあるのですから、塾やマスコミに踊らされて受験結果の成果主義に汲々としなくていいのではないかと思うのです。

    「それを言っちゃおしめぇよ」と言われそうですが、「変わる」ということと、「よくなる」ということは必ずしもイコールでないことを知っておいてほしいものです。

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