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    業界の先に見えるもの

    • 2016.08.03 Wednesday
    • 01:41

    JUGEMテーマ:学問・学校

     

    ブラックバイトの典型として塾屋(特に個別指導塾)があげられますが、この業界、生徒集めばかりでなく、教師集めもかなりの手間がかかるようになっています。

     

    ふた昔ほど前は、時給2,000円なんてアルバイトは大学生にとって「おいしい」ものでしたし、団塊ジュニアが大学受験をする時代では、高校生を教える教師には時給1万円なんてザラにいたわけです。(パフォーマンスだけで内容が無い奴も多かった)ところが、時代が下るにつれ、毎週特定日の一定時間(だいたいは夕方から夜の「飲み会タイム」)を拘束されるのを嫌う学生が増え、授業前後30分は無給作業を押しつけられるので、結局実質時給は1,000円ほどということがわかって、これならほかのバイトのほうがいいと。だから少子化で生徒が少なくなる以上のペースで学生アルバイトが集まらなくなったのです。

     

    大学受験は逆に、浪人数の減少が先にはじまり、予備校側からのコストダウン政策から大量の講師の首が飛んだのです。まさにバブル崩壊みたいなものです。まあ、中学生並みの学力しかないのに時給が高いからと高校生を教えていた者は、当然のこと、時給6,000円以上でなければ出講しないと威張り腐っていた輩が、半分の時給でも採用されない羽目になったのです。

     

    でも、最近は度が過ぎたのではないかと思っています。なぜなら、小中学生を教えるのは大学生でも何とか間に合うのですが、高校生を教えるには、その科目の専門性から、大学生でいいというわけにはいきません。そうなると、どういう人材をさがすかという話になり、結構ややこしいくなるのです。よく、ポスドクとか院卒で就職できない奴が講師をしていましたが、専門性が強すぎて、物理でも力学はすごいけどそれ以外はサッパリとか、古代ローマはよく知っているけどアメリカ史や現代史はからっきし、なんて笑えないことも数多くあります。その一方で、自由人気取りの学卒者もいるわけでして、文字どおり玉石混交状態です。(ちなみに人気講師の多くは教員免許なんか持っていませんが、必死に勉強して生き抜いてきたのです。それは高給が約束されていたからにほかなりません)でも、こういう講師も年齢を積み重ねていくとともに若い高校生からの支持を失いつつある、その一方で、若い世代は安定した職を求めるので、世代交代はなかなか進まない。つまり、予備校講師の高齢化は避けられないのです。

     

    こうした状況から、いくつかの塾・予備校では大学生を酷使することでブラックバイト化してしまうところが出る(特に個別は、原則、ほぼ生徒の数だけ教師が要る)一方で、素人同然の大学生(今春入学したばかりの大学1年生など)も受験学年や高校生担当の教師として使うことが行われ始めています。(年齢が近いのは決して悪いことではありませんが、職業倫理が徹底されていないため、教え子と関係を持ったり、個人的に連絡をとって別料金で個別指導を呼びかけるなどのトラブルが聞こえてきます)

     

    塾の本音は、々膤兵太咾鮟个垢燭瓩僕ソ┐弊古未欲しい、∧欷郤圈生徒に信頼される優秀な教師が欲しい。この2点に尽きると思われます。その一方、企業として成長していくために数としての生徒数を欲しているわけですが、それを求めると、△充足されず、ひいては,領呂衰えるといった矛盾を抱えているのです。

     

    私の経験から、年齢の老若は教師の力量とあまり関係はありません。これを言ったらオシマイかもしれませんが、「向き、不向き」があるのです。知識を伝えるだけの教師はネット画像に取って代わられることは確実ですが、「人格」を生徒に感じさせる教師は余人をもって代えがたいと言えるでしょう。員数合わせの塾はいずれ滅んでいくと思うのです。

     

     

     

    塾・予備校が知られたくない情報(2)

    • 2011.10.28 Friday
    • 21:06

    結構多いのは教師の氏名でしょう。もっとも三大予備校やT進なんかはおおらかなもので、パンフレットには教師の名前と写真を載せているのが普通です。ところが中小塾や小中学生相手のところはこういうことをしないところが多いようです。

    写真と名前を出しているところでも、他予備校と兼任している先生については差障りがあるせいか偽名で載っている方も数多くいます。ですから、ある先生が嫌いで塾をやめた生徒が、友人に評判がいいと聞いて他の塾に行ったら名前の違う同じ先生だったという笑い話もあります。そういう先生は自分の持ち物に絶対名前やイニシャルを入れませんので、そこからも推測されます。

    一方、小中学生をあつかう塾では、名前を出すのは基本的に正社員だけです。あとは長年やっている時間講師などでしょう。だいたい教師の半数も掲載されていないのは、学生時間講師が多いことが挙げられます。ただ、パンフレットにさえ幹部レベルの教師しか掲載しない塾は、正社員の出入りが多く、掲載したときには退職していたなんてことが多いので、そうするしかないと推測できます。

    これら以上に塾が知られたくないのは、教師の学歴・経歴でしょうか。東大出とひと口に言っても東大卒業と東大中退があるわけです。テレビなんか、よせばいいのにインテリ芸人とか名前の横に出身大学いれるじゃないですか(大学出ていない人は、漢検○級とか、○○の知識が得意とかヘンな紹介したりしています)そこに△△大学卒というのと△△大学出身という区別があるのをご存知でしたか?在籍さえしていれば、3日でやめようと、1日も授業出ていないで退学しようと「出身」になります。そして、これは経歴詐称にはなりません。

    日本という肩書社会の中で、しかも学歴社会を肯定する立場にある塾・予備校がFラン大学の学生や卒業生(出身者)を使って生徒を教えているというのはあまり見栄えのいいことではありません。教えるほうも教えられるほうも心の底ではそう思っていますから、あまり真実は口外したくないのです。だから、生徒・保護者には出身大学を詐称する教師もいます。

    しかし、教えるという技術は肩書だけでは推し量れない力量です。子供を教えるのは人間であり、学歴ではないはずです。その意味では教師の学歴・経歴を隠したり、東大出をことさら強調する(個別指導では東大出身者が教えるだけで割増料金になるところもある)のはいかがなものかと思うのですが、これは半ば、保護者・生徒の責任でもあるんですね。

    私自身、いろいろな教師を使ってきましたが、教える技術はある程度までは誰でもできますが、それ以上は持って生まれたものが必要だと感じることが数多くありました。

    東大生に勉強教えてもらって勉強のやり方がわかった、なんていうのは俗にいう「プラシーボ効果」と何ら変わりありません。でも、夢を売るのも受験産業の仕事ですし、幻想ともいえる夢を求める顧客もいるわけですから、塾・予備校のワンダーランド化といってもいいかもしれません。

    では、学歴を隠してどうなるか…、どうにもならないというのが私の考えです。また、学歴を披露してもそれとのギャップがひどければ、客は夢どころか疑惑を持ちますので、経営側からしたら学歴公開は痛しかゆしなのです。公開するリスクと公開しないリスクを秤にかけてみれば、敢えて火中の栗を拾うような真似をしない方がいいということなのでしょう。

    でも、授業料を払う側から見れば、子供を教える教師の正体は知っておきたいですよね。


    <読者のみなさんにすべての良きことがなだれのごとく起こりますように…>

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    塾・予備校での教師配置のスタンス

    • 2011.08.29 Monday
    • 00:04


    今日は少し話題を変えましょう。英語だらけで辟易している方もいるでしょうから。

    最近は個別指導もそういう傾向にあるそうですが、いわゆる難関校を目指す生徒のためのコース・クラスを担当する教師が優れた教師であるという一種の「都市伝説」があります。

    私自身、教室の運営責任者をしていたから思うのですが、確かに最上位の生徒たちを合格させるということは合格実績のノルマの責任をもつ意味でそれなりの教師に担当させなければなりません。それと同様に生徒数の維持・確保という命題も同時に背負わされます(最近はこちらの比重のほうが大きい)

    塾・予備校をやめる一番多くの理由は「授業がわからない」「成績が上がらない」なのです。当然、それは中下位のクラスの生徒から多く出てきます。ですから生徒の満足度を高めるため、優秀な教師は中下位のクラスに入れることが必要となってきます。

    三大予備校のひとつK塾の元理事の先生が言っていました。「最上位のクラスは説明が下手で易しく説明できなくても生徒が勝手に理解して成績をあげてくれる。でも中下位のクラスを担当する先生はそうはいかない。ひとつのことを説明する方法も最上位クラスの倍近い数が必要だ。だから本当に優秀な先生はそこに入れる」

    最上位のクラスを担当する先生には時給も高くしてプライドを満足させますが、中間層を無難に担当できる先生には、コマ数を多く与えて優遇するといった仕組みがあるみたいです。どちらがいいかと言えば、断然後者ですよね。

    そういえば、各予備校の人気講師は不思議と中間層の人気が高いですね。やたらと難しいことを言って生徒を煙に巻くような教師はいません。もっとも東大志願者の中にはそれをありがたがる傾向も一部にありますが・・・。

    普通の塾は、だいたいこうした戦略を取っています。ですから、自分の子供が最高位クラスに入れなかったからと言って悲観する必要もないのです。もっとも、正社員が上のクラスばかり担当して、下のクラスは時間講師に丸投げというようでしたら、すぐお辞めになったほうがいいですね。教室によってはそういうところがありますから。

    私は英語の担当でしたからよくわかりますが、中学生を教えられる先生は高校生のどんなレベルでも対応可能です。高校生を教える英語教師の中には、高校英語は中学英語と違うなんてこと言って、自分が中学生を教えている教師と同格に扱われるのを嫌がる先生もいますが、だいたい、中学英語と高校英語はどこがどう違うのでしょうか。アメリカ人やイギリス人はそれを区別して話していますか?

    ひょっとしたら、言っている本人が英語の基本を説明できないのではないかという穿った見方をしたくなります。そもそも、高校生で英語ができないのはほとんど原因が中学校時代の勉強にあるのですから。(普通にできる生徒でも、アタマ打ちになっている時というのは、結構そこらあたりでの根本的誤解があることも多いのです)

    ですから、そういう生徒には説明する時も例文は辞書なしでもわかる単語を使い、本人たちの「わかる」気持を誘発することから始めないと、英語に心が向かないんですね。このあたりの気遣いは、英語で苦労した人が教師になったかどうかでも違います。(その意味では安河内先生は・・・著書を数冊読んだだけですが・・・優れた教師だと思っています)

    最上位クラスだけ担当すると言っている方は、確かに知識だけは豊富な方が多いです。そう、知識だけは(笑)私も見学したことがあるのですが、英文解釈の授業で「これスル―?」って思うこともしばしば。これでわかるのだから、生徒が私の10倍ほどアタマいいのかも知れないと思ったものでした。

    できる子ができなくなることは滅多にありません。難関校に合格するのはあくまで生徒の力なのです。その意味で「最上位を担当している教師=優秀な教師」ということを盲信するのはやめましょうね。


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    ウチの塾はどこの教室も同じ?のウソ

    • 2011.04.19 Tuesday
    • 00:29


    「どこの教室も同じですよ」

    大手の塾ではよくこういうことを言いますよね。これは「宝くじはどこの売り場も当選確率は同じです」と言っているよりははるかに根拠のない言い訳です。

     

    教室の立地によって来る生徒の範囲も決まってしまいますし、いきおい、その地域がどういう地域か(戸建ての家が多い住宅地か、マンション族が多いのか、はたまた公営住宅に住んでいる人が多いのか)によって、親の収入も教育にかける費用も熱意も、ひいては生徒の質も違うのです。

     

    親の格差が子供に遺伝するなんてことを近年初めて気がついたようなことを言っている方もいますが、私はもう20年以上前から気づいていましたよ。

     

    塾の教室も同じでして、立地に応じて受験性向があるものですから、当然私立志向の強い地域にある教室ほど、私立難関校の合格実績がいいわけです。ですからSKやKなどに多くの合格者を出してるところでは、教師の配置もそれを意図して置いているところが多いのです。

     

    ところが、この10年ほどで少子化が一気に進んだので、塾が売上を伸ばすために生徒数を増やそうと多校舎展開を始めたのです。

     

    そうして、どうなったかというと、上記のような戦略的人員配置が崩れ、員数合わせが始まったのです。もっと簡単に言うと、教師の数が足りなくなったのと利益を出すための人件費削減で1教室に正社員を1人から2人しか置かなくなったのです。そうなると、いきおい休みはなくなりますし、給料は上がらないので、多くの職員が辞めていきます。でも、ここ数年の新卒は買手市場ですから、それを新卒で埋めていく。そして…

     

    こういう循環で人が入れ替わっていくと、新卒2年目で室長(校長)、5年目で地区長、7年目で役員なんていう出世コースが生まれるわけです。社会経験がほとんどなく、子供を育てたこともない人間が教育を語るわけですから、ブラックとしか言いようがないと思うのですが…。

     

    通っている塾で、室長が妙に若いのは、会社自体ベテランが育ちにくい、または職員が長続きしない塾であると理解していいと思います。

     

    ですから、校舎によって猛烈な格差があるんですね。私のところに寄せられる、塾が約束してくれたことを殆どやってくれないとか、塾の先生に聞いても埒があかないといった苦情はほとんど責任者が若い経験の少ないところで起っています。

     

    私は前職時、室長が変わったら1年で生徒数が半減した校舎を知っています。それでも代わりを入れられるだけの層の厚い教師を持った塾ならいいですが、多校舎展開していない(というか昔からあまり校舎数が変わらない)ところ以外は、校舎によってまったく違う塾だとお考えください。

     

    ある意味で、「不都合な真実」ですが、間違いありません。

    東大出の教師はいいのか?

    • 2011.02.28 Monday
    • 19:46
    教師が東大出であることを売り物にしている塾があり、また、個別指導塾・家庭教師では東大出の教師をつけると料金が跳ね上がることが多いようです。

    かなり昔ですが、テレビでそのような塾に通う生徒の声が放送されていまして、彼曰く、「自分は東大を目指しているので、合格させる指導は東大に合格した人でなければできないと思う」みたいなことを言っていました。

    当時彼は開成高校の生徒だったので、おそらくその後、無事に東大に行ったのでしょうが、妙にその論理レベルで東大に行けるとしたら、日本の最高学府もロクなものではない気がしました。彼の論理で言うと、オリンピックに出たいなら、オリンピックに行った人に指導を受けないと、行けませんか?プロ野球選手になりたいのなら、プロ野球選手の指導を受けないといけませんか?スポーツと勉強が違うというなら、ノーベル賞をとりたければ、ノーベル賞受賞者に指導を受けなければなりませんか?

    彼の論理は年齢による知識の蓄積を無視した経験値を過大評価しているところです。

    たしかに、ドラゴン桜の中で語られることに代表されるように、東大出ということは人生のプラチナチケットを手に入れたのと同様の効果があります。それだけで塾の時間講師をしてもRランの大学生が何年やってももらえない時給を最初から貰えますし、経営者から食事・遊興接待をうけることさえあります。(前職では社長が東大生を屋形船で隅田川の川遊びに釣れ出していた。社員には残業代もロクに出さないのに)

    そういう現状をみると、試験に合格した結果だけをもって、若いときから能力に関係なく優遇されるのに慣れっこになった連中が、役人となって美味しい既得権を守るために知恵をこらすのもわかるような気もします。

    話は本題に戻しますが、自分で問題を解くという作業と、それを教えるという作業は全く違ったことを要求されます。東大生の時間講師が時折「なんでわからないのかわからない」とぼやく姿をよく見かけました。もちろん、優秀な教師もいてこういう切り口をするのかと舌を巻くこともありました。

    結局、東大出ということは教師としての能力には関係ないということなのです。では、なんで東大出ということが業界でもてはやされるかというと、結局、親の側のブランド志向なのでしょう。東大出の人間をわざわざ高いカネを払って子供の教師につけている、それが親として子供に最大限のことをしているというアリバイ作りのようにしか見えないのは私だけでしょうか。

    他人のおカネですから、使い道をとやかく言うつもりはありませんが、もう少しマシなことに使わないと、ホントの富裕層にはなれないでしょうね。

    塾の教師になるきっかけ

    • 2011.02.26 Saturday
    • 19:32
    正社員以外でこんな業界に入ってくる人間はどんな人が多いか興味を持たれた方はいませんか?昔は圧倒的に司法試験浪人が多くいました。(わたしもそうでしたが)あとは教員採用試験浪人。大学卒の時間講師というと、この2つで7割以上だったのではないでしょうか。

    司法試験は新司法試験になり、何年も浪人する必要もなく合格できるようになり、また、法科大学院に行けるだけの資産をもった家庭の子女が多くなったせいか、急減しました。教員採用試験も昔は1県で高校理科の募集が1人なんていうことや、合格したのに採用待ち、かつて問題になった縁故採用などが横行していましたが、定年退職教員の増加や教員数増加方針でこれも急激に減っています。

    一方、公務員志望というのは相変わらずいるようですが、最近はとにかく早く就職先を見つけておきたいという傾向が強く、こういう人も減ってきています。

    いずれにしても、次のステップに進むためには、塾というものがとてもいい存在だったのです。

    じゃあ、最近は学生以外にどんな…というと、学卒では大学院生。これは、最近急増しています。就職がうまくいかず、取りあえず景気回復を待って大学院へ逃げた人たちです。これも文系大学院やオーバードクターあたりが目立ちます。

    このあたりはまだ、無事にこの世界から「足を洗う」ことができる可能性を秘めているのですが、最近ちょくちょくいるのが、フリーター系。このタイプにも2つあって、完全な人生モラトリアム型と塾教師が楽しくてしかたない型。

    前者は実家が裕福な家庭で、だいたい昼近くまで寝ていて、3時ごろ塾にやってきます。服装はこぎれいで、だいたい稼いだ金は飲食・趣味に消えていきます。本人はニートとかフリーターと言われると激怒します(変わらないのにね)。

    後者は、正社員の道をあえて選ばなかったか、幹部に嫌われ採用されなかった人。生徒と接して教えるのが大好き人間。教え子が試験に落ちると泣くこともある。ある意味アツい先生ですが、一歩間違えるとアブナイ教師になります。

    でも、こういう人たちが塾産業の正社員になって会社を支えてきたというのも事実です。塾教師には教員免許は必要ありませんから、何の資格もなく「先生」と呼ばれるのはこの商売ぐらいしかないのではないでしょうか。

    もっとも最近は、上場している塾などが多くなり、教育産業というひとつの産業になってきました。学生の就職難もあって、塾業界に有名大学から新卒社員として入ってくることが多くなりました。学歴を聞いて、なんでこんなヤクザなところに勤めにゃならんの?って思うことも多々あります。現在では、たぶん、MARCHレベルでも入社が難しくなってくるのではないでしょうか。日東駒専は(どんなに優秀でも)採用しませんよ。

    学歴社会を肯定しなければ食っていけない業界ですから、そういう有名大学の学生を大量に採用することで、昔採用していた○○経済大学とか△△工科大学なんていう連中の存在を薄くさせようとでもいうのでしょうか。これも一種の学歴ロンダリンクのような気もしますね。

    もっともそういう採用方針は、10年後まで吉と出るか凶とでるかわからないのですが。
     

    個別指導の教師のホンネ

    • 2011.02.13 Sunday
    • 02:05

    まあ、大学生を集めるんですが、だいたい時給にすれば1,100円ぐらいから始めます。ナンかおいしそうだと思って行くと、1コマしか授業が無くて70分授業だともらえるのは1,500円前後だけ。映画代にもならんですよね。

    予習なんかしようものなら、そんなもの支払いの対象にならんですから。(義務化しているところもあるそうですが)それなら時給850円の食い物関係のバイトの方が余程1日の稼ぎはいいし、メシも食えるんです。


    これに対し、集団授業はだいたい時給2,000円以上で、だいたい2時間1コマになっているので稼ぎの方は倍以上いいわけです。ただし、毎週同じ曜日に同じ時間拘束されますから、自由度が無いということで最近はあまりやり手がいないのが現状です。しかし、食えない院生(オーバードクター)・就職浪人などにとってはありがたい仕事のようです。


    ところが、会社によりますが、個別指導でも教師にノルマを課して生徒に対して授業時間増の営業をさせるところがあります。某上場しているところですけど…。鼻くそみたいな時給でそんなことまでやらせるってナンで、と思いますが、採用されている連中がそのレベルなんですよ。


    自分に自信があればそんなところ放り出して他へ行くんですが、他では使いようないから唯唯諾諾と言うこと聞かざるをえないんです。


    よく考えてみましょうよ。20人の生徒を1年間教えられる教師と、1対1でしか教えることができない教師ではどちらがコストパフォーマンス的に優秀ですか?誰が見たって答は同じですよね。20人の生徒の特性を頭に入れて、反応を素早く察知して授業内容を変えると言った作業と1人の生徒だけに全精力を傾けている作業で使わなければならない頭の容量を比べれば120GのPCと125MbのPCぐらいの差はあります。


    同じ1対1でも家庭教師にはカリスマがいて個別指導にはいないかはなぜか、それでわかりますよね。高く売れる教師は安い時給で個別の教師なんかやっていないんですよ。


    大学受験でも個別指導に参入した大手予備校は、スターでない2番手教師を確保しておくため、空き時間に個別をやらせることで収入の補完をしています。大学受験では教師はまさに個人経営ですから、自分の食いぶちのためには平気でそれまで働いていたところの商売敵の予備校に行きますから、必要ならつなぎとめておくのです(切るときは非情ですが)。


    いわゆるスター(これも作られたものなんです)教師はこんな乞食商売しません。50歳過ぎて「マドンナ先生」なんて言われている妖怪みたいな方いらしゃいますけど、最盛期の半分の時給になっても「昔の名前」で食えて行けますからね。


    実は経営主体が同じで集団と個別をやっているところでは、個別の室長は集団指導では使い物にならなかった輩を入れていますし、フランチャイズ形式のところでは、前職居酒屋経営だった、大学も出てないなんて方も珍しくありません。


    下も下なら上も上ってことですかね。最近思うのは、この現象は、かつて第2次ベビーブームで塾があちこち出てきたときの状況と似ています。「個別」といった看板だせば生徒は集まってくる時代になってきましたから。次の段階は内容の差別化、もしくは価格競争になるでしょう。


    「歴史は繰り返す」です。次回は最後に悪どい売上アップ法をお話します。騙されないようにしてくださいね。

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