高校別大学合格実績数字の見かた

  • 2012.02.17 Friday
  • 07:57
大学受験というのは1月下旬から始まり、薬学部を除き、面白いものでレベルの低い順に始まっています。東京ですと大東亜帝国はそろそろメインの試験が修了し、現在はGMARCHの試験が真っ盛り。週末には早慶も開始され、国公立の2次試験へと続いていきます。

ですから、今月末ころから高校別合格者がサンデー毎日や週刊朝日など定番の週刊誌をにぎわすことになります。昔は東大・京大など国公立の中で旧帝大系の大学や早慶上智の合格者数だけが対象でしたが、ここのところはGMARCHまで掲載されていますね。たぶんそれは大学の宣伝広告が増えたこととも関係があるのでしょう。

実は私大の合格者数は、推薦の拡大化とセンター方式に参加する大学の増加によって必ずしも「正規の試験」を通さない合格者も含めその数を反映させているにすぎないのです。GMARCHでも私の母校のように定員の半分近くを推薦と付属からの進学で賄っているようなところも珍しくありません。

また、新聞でも問題になりましたが、一部の私立高校では優秀な学生に受験料の補助をしてセンター方式の出願をさせ、合格実績を積み上げるところもあります。文型でも社会の代わりに数学で出願できるところも多いので理系の生徒に10校以上の文系学部を受験させるなんてこともありました。

実は、これ塾・予備校業界で昔におこなわれていたことなんですね。学校がやるから問題になりますが、塾・予備校がやると問題視されな買ったわけです。現在はさすがにおおっぴらにやっているところは少なくなり、むしろ模試を受験した学生を合格実績に入れるといった作業をしているわけです(これについては日を改めてお話しします)。

ですから、高校の合格実績は特定少数の優秀な学生が稼いでいることが多いのです。ただ、国公立大学だけは重複合格ができないのでこの手を使えません。

つまり、本当の高校の実力を知りたければ、私大ではなく国公立大の合格実績を比較すると明確にわかるわけです。逆に言えば、私大の合格実績しか出せず、その数の多さだけを自慢しているような高校は、ごく少数の生徒に実績を頼っているといっていいでしょう。

4月には全国の主な高校の大学別合格者数が出てきますが、そこで見るべきは国公立大学の合格者数だけだということを覚えておいてください。


<読者のみなさんにすべての良きことがなだれのごとく起こりますように…>

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