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    勉強のやり方で将来性もわかる

    • 2016.07.09 Saturday
    • 10:49

    JUGEMテーマ:学問・学校

    最近、生徒を叱ったのは、高校生が学校の定期テスト勉強のために授業を休んだこと。そもそも、学校の定期テストは、普通はどの学校でも年間行事予定表で学年当初に予定が渡されており、いつやるかわかるはず。しかも中学校から通じて何度もやっているのだから、自分の能力的な準備期間及び授業進度から試験範囲は自ずからわかるはず。
    つまり、手の内はほとんどさらけ出されているわけでして、(よほど意地の悪い教師に当たらない限り)特別な準備が必要なわけないのです。これで相手の手の内がわからん受験勉強を休まなければならない理由はいったいどこにあるのでしょうか?しかも推薦入試を狙っているわけでもないのですから、内申の心配なんかする必要ないのに…。
    最近、目先の試験に追われ、少し先のことさえ考えられない高校生が妙に増えてきた感があります。思うにこれが普通の社会人の世界でしたら「後先を考えずに仕事をする」「同時に2つ以上の業務をこなせないばかりか、優先順位もつけられない」、つまり典型的な『使えない』奴の姿になるのです。
    いやしくも年長者として「教える」という立場にある以上、よほどの僥倖に恵まれない限り、自らの労働力を今後40年以上売りさばかなければいけない若者に長く売れる能力をつけてあげたいと思うのは当然じゃないでしょうか。
    受験勉強が意味ないとか無駄だとか言っている輩が多いのですが(言っている本人が高学歴なのが笑える)勉強内容そのものが社会にでて役に立つなんて誰も(先に社会に出た人は)思っていませんって。中世ヨーロッパの歴史を知らんでも死ぬまで働けますし、英語ができなくても殆んどの人は一生使わずに暮らしていけるのですよ。今の時代「いとをかし」なんて口にしたら精神状態を疑われますし…。せいぜい「教養」ということで片づけられてしまうのです。
    でも、あれだけ複数教科を同時並行で勉強し、苦手なものも他でカバーしたりナンとか格好のつく点数まで持って行くよう努力したりする頭の使い方を学ぶ機会はそうそうありません。そういう訓練を受けていなければ、文字どおり手取り足取りマニュアル通りにしか動けない人間にしかなれないのです。つまり、人間の形をした機械です。機械は優秀な機械ができれば取って代わられるのですから、IT化が進めば用済みです。
    こういうことは年長者がしっかりと教えなければならないのですが、わが国の年寄りは「知恵」より自分の「欲」が優先のようです
    から、このままじゃ将来誰もお前の墓参りに行かないぞ!と思うのであります。
    北条氏政の汁かけ飯の逸話(史実ではないらしいが)にあるように、この国のお先は北条氏になる恐れが多分にあります。蟷螂之斧といわれようが、私は少しでも頑固爺になって叱りつけるつもりです。

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